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第五類(自己反応性物質)判定試験

「圧力容器試験」と「熱分析試験」を行い、総合評価により判定します。

圧力容器試験

目的

固体または液体物質の加熱分解の激しさを判断する

試験方法

2種類の孔径のオリフィス板を使用します。
試料を加熱し、破裂板の破裂回数を確認します。

評価

判定条件
ランク1オリフィス径9mmの試験で破裂回数5/10以上
ランク2オリフィス径9mmの試験で破裂回数4/10以下、
オリフィス径1mmの試験で破裂回数5/10以上
ランク3オリフィス径1mmの試験で破裂回数4/10以下

熱分析試験

目的

固体または液体物質の爆発性を評価するため、試料の温度上昇に伴う分解反応等の自己反応性による発熱特性を測定する

標準物質

  • 過酸化ベンゾイル(BPO)
  • 2-4-ジニトロトルエン(DNT)

試験方法

示差走査熱量測定 (DSC)

評価

判定条件
危険性有BPO及びDNTより求めた判定線上またはこれより上
危険性無BPO及びDNTより求めた判定線より下

総合評価

 圧力容器試験
ランク1ランク2ランク3
熱分析試験危険性有
危険性無
  • Ⅰ:第1種自己反応性物質(指定数量 10kg)
  • Ⅱ:第2種自己反応性物質(指定数量 100kg)
  • Ⅲ:第五類の危険物には該当せず