「着火のし易さ」を評価し、高温発熱体への接触着火危険性を判断します。
室温~450℃
ただし、溶解した場合は試験を中止し、溶解した温度を明記します。
ランク | 状態 | 対策 |
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1 | 燃焼せず | 必要無し |
2 | 炭化するが着火せず | 必要なし |
3 | 着火し徐々に延焼 | 消火器の設置 |
4 | 着火し急激に延焼 | 消火器の設置 集じん機へ消火剤投入口の設置 |
5 | 有炎或いは閃光を発して延焼 |
分類 | 区分(温度上昇限度) | ||
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発火度 | 温度範囲 | 過負荷になる恐れのない物 | 過負荷になる恐れのある物 |
13 | 150℃ < 着火温度 ≦ 200℃ | 80℃ | 70℃ |
12 | 200℃ < 着火温度 ≦ 270℃ | 120℃ | 105℃ |
11 | 270℃ < 着火温度 | 175℃ | 150℃ |
過負荷になる恐れのない物の温度上昇限度は、着火温度Tの最小値の80%から周囲温度の限度40℃を差引いた値です。また、過負荷になる恐れのある物では、その値に更に余裕を持たせた値です。
JISふるい300㎛下の粉体50㎤以上