第二類(可燃性固体)判定試験

小ガス炎着火試験

目的

可燃性固体物品の火炎による着火性を判断する

装置

評価

一度でも着火し、かつ炎を離した後も有炎燃焼、または無煙燃焼を続けた試料のうち、3秒以内に着火したものを易着火性(第1種可燃性固体)、3秒を超え10秒以内に着火したものを着火性（第2種可燃性固体）とし、これらを危険物とします。
不着火の場合、または燃焼を継続しなかった場合は、危険性なしとします。

着火状態	評価	分類
3秒以内で着火	易着火性	第1種可燃性個体
10秒以内で着火	着火性	第2種可燃性個体
10秒を超えて着火、または燃焼を継続しない	着火性無し	可燃性なし

セタ密閉式引火点試験

目的

引火性固体物品の引火の危険性を判断する

装置

セタ密閉式引火点試験器

測定範囲

室温～250℃

評価

条件	分類
引火点40℃未満	引火性固体（指定数量 1,000kg）
引火点40℃以上	第二類の危険物には該当せず

指定可燃物

目的

第二類確認試験において引火点が40℃以上、第四類確認試験において引火点が250℃以上の場合、または所定の条件を満たす場合は非危険物になりますが、指定可燃物としての適用を受ける場合があります。そのような物質の場合は以下の試験を行い評価します。

第二類及び指定可燃物

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